2026-01

diary

何もない日が、いちばん奈良らしい

――特別でない一日についてはじめに今日は、特に予定のない一日でした。出かける用事もなく、来客もなく、記録に残すような出来事もありません。それでも、一日が終わろうとする今、「悪くない日だった」と思えています。奈良で暮らしていると、こうした何も...
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年を重ねることで見えてきたこと

――奈良で暮らしながら思うことはじめに年を重ねるということは、何かが増えていくことだと思っていました。経験や知識、人とのつながり。そうしたものが積み重なっていくのだと、自然に考えていたのです。けれど、実際には、増えるものと同時に、減っていく...
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何もしない時間の過ごし方

――奈良の暮らしの中で、立ち止まるはじめに「今日は何をしたか」と聞かれて、「特に何もしていない」と答える日があります。以前は、その答えに少し引っかかりを覚えていました。何もしていない一日は、どこか無駄だったように感じていたからです。けれど、...
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昔の記憶と今の奈良

――変わったこと、変わらないことはじめに奈良の町を歩いていると、ふと昔の記憶が重なることがあります。今見ている景色そのものが、昔とまったく同じというわけではありません。けれど、空の広さや、山の位置、道の曲がり方は、記憶の中の奈良と大きく変わ...
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静かな場所に惹かれる理由

――奈良で感じる、音の少ない時間はじめに気づくと、静かな場所を選んでいます。にぎやかなところが苦手というわけではありません。ただ、同じ場所であれば、人の少ない時間帯や、少し外れた道を歩きたくなります。奈良には、そうした静けさを感じられる場所...
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花を眺めるという楽しみ

――奈良の季節を、少し立ち止まって見るはじめに花を見ることは、目的になりにくい行為です。どこかへ行く途中で、ふと目に入る。歩いているときに、足を止めてしまう。奈良で暮らしていると、花はいつも、そうした形で現れます。有名な名所に出かけなくても...
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奈良の風景は変わらないようで変わっている

――同じ景色を、何度も見るということはじめに奈良の風景は、昔から変わらないと言われることがあります。確かに、山の位置は変わらず、寺社も同じ場所にあり、町全体の印象も大きくは変わっていません。けれど、日々の暮らしの中で眺めていると、「まったく...
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散歩という習慣がくれるもの

――奈良の道を、同じ速さで歩くはじめに散歩は、特別なことではありません。決まった距離があるわけでも、目的地があるわけでもなく、気が向いたときに、ただ外へ出て歩くだけです。それでも、続けているうちに、散歩は暮らしの中で欠かせない時間になってい...
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朝の時間を大切にする暮らし

――奈良の朝が教えてくれることはじめに朝は、一日の中でいちばん静かな時間です。夜が明けきる前の奈良の町は、音が少なく、空気もまだ落ち着いています。カーテンを開けたときの空の色や、窓から入ってくる空気の冷たさで、その日の朝の様子が分かります。...
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季節を感じて生きる

四季とともにある穏やかな暮らしはじめに奈良で暮らしていると、季節の変化がとても身近に感じられます。特別な場所へ出かけなくても、家のまわりや、いつもの散歩道で、四季の移ろいを十分に味わうことができます。春夏秋冬、それぞれの季節は、はっきりとし...